私の場合（セラピーを受ける前）
私は２人の男の子の母親です。子供はもう、18才と15才になりました。
私は今も、申し訳ないと思っている出来事があります。今から３年前、長男の受験の時のことです。息子の実力より、少し上の都立高校を目指して受験勉強を開始しました。私たちは頑張って塾にも行かせて、息子を応援していたのですが、私がドンドンエスカレートしてしまい、息子を合格させることが自分の仕事だと思うようになってしまったのです。
そうすると、息子の日ごろの勉強の仕方や試験結果に、口出し、苛立ち、怒鳴り散らし。
私は、それで息子が言うことを聞くと、自分の仕事を遂行したような満足感を抱き、それによって、結果が良かったりすると、ますます自信をつけて、息子に干渉する。
息子も自分に自信をなくしているから、私を頼る。私がいないとダメなんだ！と本気で思っていました。このころ、息子にチック症状が出始めました。
そして、ある時、受験もいよいよ大詰めのころ、なかなか思うように成績が上がらなっかった息子が、今までの頑張りは意味がなかった、塾に行った意味もなかった、と吐き捨てるように言ったのです。
プレッシャーに押しつぶされそうで、苦しさのあまり言ったのだ、と今は分かります。でも、その時私は、自分を全否定されたように感じて、怒りが噴射し、気が付いたら息子に手をあげていました。
息子の初めての受験という成長の機会を、私は自分の承認欲求を満たすために、潰してしまったのかもしれない、と思うと、今も悔やんでいます。
私の場合（セラピーを受けた後）
あれから３年後、今度は、長男の大学受験、次男の高校受験が同時のW受験を迎えました。産んだときから、覚悟していたとはいえ、やはり、心は右往左往していました。しかし、前回と違うのは、私が、インナーチャイルドの癒しを行えていることです。
自分に自信が持てるようになっていました。自分と他人との境界線が引けるようになっていました。
子供の受験は、子供の事で、私の事ではないのです。
私はもう以前のように、子供に干渉することができなくなっていました。これには本当にびっくりしました。
私たちの出来るサポートは最大限しながら、見守ることが出来ました。しかし、二人とも、希望校には落ちてしまいました。
それでも、私は 何故か 焦りませんでした。
以前は、子供たちの事は私がどうにかしなければいけない、と思っていたけど、今は、自分を信頼できるようになったことで、子供たちの事も信じられるようになっていたのです。
現在、長男は専門学校から大学編入を目指し頑張っています。次男は希望校ではない高校に通っていますが、色んな出会いを経て、今はとても楽しそうです。
子育てに悩んでいるならあなたのインナーチャイルドを癒そう
子育てに悩んだ時、子供を変える必要はありません。自分も変わる必要はありません。
ただ一つ、やって欲しいこと、それは、あなたのインナーチャイルドを癒すこと。
これが、私が胸を張ってお勧めする、根本からの解決策です😊。
