「何者か」にならないと、と焦っているあなたへ

何者かにならないと

何者かにならないといけない、と思う原因とは

私はずっと何者かにならないといけない、と思って生きてきました。職業のことです。
プロフィールにも書きましたが、様々な仕事や経験をして、自分に合う職業を探して彷徨う20代でした。しかし、出産を経た34歳で、営業に出会い、ついにこれこそは私の天職!と思っていたのに、10年経った頃再び、辞めたくて辞めたくて仕方なくなり、やっぱり自分に絶望して、途方にくれました。

私の親は、よく、○○さんちの息子さんは弁護士になったらしい、○○さんちの娘さんは大企業に就職が決まったらしい、すごいよね~。と私に言ってました。私はそのたびに、誇れない自分を感じ、いたたまれない気持ちでした。自分は親の望むようになっていないんだな、と感じていました。

私の中には、ちゃんとした何者かになろうとする大人の部分と、それを拒否する子供の部分がいるようです。大人の私が理想の自分を描き、そうなるように行動します。一生懸命行動します。でも絶対に理想の自分にはなれないのです。なぜなら、私の中には、ありのままの自分を認めてほしい子供の私が、満たされないままいるからです。

私の、何者かにならないといけない、という思いの裏には、親とうまく繋がれなかった過去があり、傷ついたチャイルドが置き去りになっていました。それが原因です。

何者かにならないといけない、を卒業した理由

まず、何者かにならないといけない、という考えは私の考えではない、ということに気づきました。

親から与え続けられたメッセージを、いつのまにか自分の考えとして取り込んでいたのです。無意識に。

本当の私は、ありのままの自分を認めてほしいし、愛してほしい。私は私のままで、安心して存在したかったのです。

でも、このことは、インナーチャイルドセラピーを受けなければ、絶対に気づくことが出来なかったと思います。

何者かになんて、ならなくていい!  私は私のままでいいんだ! 

そう、思えたとき、世界が変わりました。なんだかうれしくて、ワクワクしました。

何者かにならないといけない、と焦っているなら、インナーチャイルドを癒そう

何者かにならないといけない、という考えに囚われて苦しいなら、あなたの中にも、満たされずに傷ついたチャイルドが置き去りになってるかもしれません。

チャイルドが置き去りのままだと、いくらあなたが頑張っても、結局同じことで悩む、という状況は変わりません。

大人のあなたが、チャイルドを癒すことができます。

あなたの愛と勇気で、この問題を解決してみませんか?

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